初めて書いた看護研究

初めて書いた看護研究

看護師になって看護研究を書いたことがありますか?学生の時にケースレポートは書いて発表したけれど、就職してからは書いていない方もいるかも知れません。

とにもかくにも一度は書いたことがあるんだと思います。

 

今回、ふと初めて書いた看護研究についてブログに書いてみたいと思いました。

 

准看護師免許を取得してすぐに、上司から病棟から出す看護研究を書くように指示されました。サポートには尊敬している看護師の先輩がついてくれるとのこと

私としては、看護研究?さっぱり何をどうして良いのかわかりません。とりあえず、先輩から看護研究についての本を借り、読みました。内容的に難しく(今読んでもわかりんいくい)さらにこんなんで看護研究なんてできるのかと不安が募ったことを今でも覚えています。

いざ、看護研究を何にするのか?

 

色々、検討した結果、知的障害のある患者の水中毒について、今まで行った看護を書くというものでした。

 

私は、その頃、准看護師として走り出したばかりです。また、正看護師取得のために看護学科二部の学生となり、再び勤労学生の日々が始めり、そこに看護研究が入ったものですから、かなりタイトな毎日を送っていました。

学校や仕事が終われば、職場で看護研究を書き、時には学校で色々考えたり、でも、やっていても、どこをどういう風に書けば良いのかわからないまま日々過ぎて行きました。

 

結局のところ、そんな状態で、提出前日に、ほぼ徹夜をし先輩の力で書き上げました。今とは違い、原稿用紙に手書きでしたから、書き直すにも一苦労でした。

 

いざ、発表へ

院内の看護研究発表会があり、多数の看護師と、医師が参加します。発表自体も初めてで、研究自体もほぼ自力で書けてないのと、内容の理解も薄いことから滅茶苦茶緊張しました。そこの記憶は飛んでいます。

 

質疑応答へ

医師からSIADH(抗利尿ホルモン不適合分泌症候群)との鑑別はできているのかといった質問がきました。

当然、私としては初めて聞いた言葉であるし、答えられるわけがなく、先輩などが答えてくれたと思います。他にも質問されたと思いますが、覚えているのは前記したものだけ、他は記憶が飛んでいます。多分とういうか、絶対にボロボロな応答だったと思います。

 

そんな調子ですから、当時の看護部長からはけちょんけちょんに叩かれ、怒られ「だから研究なんてやりたくなかった」という思いが湧きました。(でもなぜかわかりませんが、後日には同期といつかあの看護部長が納得して選ぶ研究を書いてやると話したことを覚えています)

看護研究は大変という思いは強いと思います。実際も簡単ではないと思います。ですが、看護研究は後世の看護の発展のために、自己のためにも大切な取り組みです。でも、やり方、やらせ方に問題があって、二度とやりたくない研究っていう風になっていることも多いと思います。

 

今の私は、看護研究について研修などを受け、職場でも研修したり、毎年、看護研究の添削を行うようになりました。今は研究を好きになっています。

 

今後、私なりの今まで学んだ看護研究を書くコツみたいなものをブログで書きます(いつかは書きます)

 

また、そのブログや、今回のブログを読んで、少しでも参考になれば幸いです。

 

ブログを読んでいただきありがとうございました。

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