精神科看護師になるきっかけ

 高校時代

私は高校生の時に格闘技系のクラブに所属していました。もともと、進学するゆとりや余裕もなく、就職希望でした。そんなある日、顧問の知り合いで病院関係の職員を紹介され、そこに就職面接を受けるように言われたのです。

 

 

 

単科精神科病院に就職

見事就職試験に受かり(ひょっとしたら落ちていたかも知れません)看護補助者として採用され、試験に合格し准看護学校に入りました。

 

 

 

准看護学校時代

高校卒業したばかりで、その当時は遊びたい年頃でした。業務では、資格者と同様に夜勤もし、学校のある時は、日勤では午前に病院勤務し、午後から学校に行っていました。夜勤は、昼から学校へ行き、夕方から夜勤に入って、朝言えに帰って、また昼から学校に行くという、なかなかタイトな毎日でした。毎週土曜日がテストでしたが、そんな勤務状況でしたから、テスト勉強そっちのけで遊んでいたのを思い出します。(もっと勉強しとけば良かった)

2年生になると、色んな科の実習が始まりました。私としては、担当患者さんに迷惑をかけてはいけないという思いが強く、患者さんの疾患に対する勉強など必死に勉強しました。時には徹夜でメモを作ったりした記憶があります。

その時に勉強したお陰で、准看護師検定試験は全く問題なく合格し、高等看護学院への進学も、教師からは学力不足で危ぶまれていましたが、見事に合格を果たしました。

この准看護学校時代に、病棟の先輩看護師に精神科看護の基礎を教えていただいたことをきっかけに、精神科への興味と看護師になりたいという思い、そして過去に母親を病院で亡くした時に、医療従事者の知識不足によって、引き起こされた現実などを思い起こし、このまま准看護師ではなく看護師になり知識を付けて行こうと決めました。

 

 

看護学校(看護学科二部)時代

 

准看護学校とは違い、個人を尊重してくれる学校で、のびのびと勉強ができました(実は結構遊んでいました)

3年の実習となると、准看護学校時代と同様の思いで、一生懸命受け持ち患者さんの疾患やパーソナリティーを考えて取り組みました。実習中、受け持った患者さんが、私のことを認めてくれたのか、将来看護師になりたいと話すようになっていたと聞き、嬉しかったです。(実際、看護師になり活躍されているようです)

すべての実習が終わると、勤務していた病棟の患者さんが気がかりで、国試の勉強もせず、勤務先に行き看護記録を読んでいて、当時の看護部長に叱らてたのも、今となれば懐かしいです。

国家試験の当日は、朝までほぼ眠れず、手に汗を書きっぱなしで、ジーパンで拭いていたので、両手が真っ青になったのを覚えています。国試の内容というと、難しくて、結局7割位できたかなという程度で、落ちたかもと思いました。

当時は、まだまだ個人情報の取り扱いが甘く、国家試験の合格者を発表の次の日に新聞に載りましたから、病棟の患者さんに見られたら、落ちていると恥ずかしいなという思いがあったことを記憶しています。

でも見事合格し、看護師として大海原への船出となりました。尊敬していた先輩は既に退職されていたので、不安でありましたが、これからは自分の力で頑張っていかなくちゃと思ったのを覚えています。

 

大した内容ではないですが、ここまで読んで下さりありがとうございます。これから、色んなあるあるや経験談、ひょっとしたら生い立ちみたいなもの(誰が読みたいっちゅうねん!←突っ込み)を書いていこうと思います。

 

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